診療項目について
しんどう小児科の診療内容は、一般小児科をはじめ、発達外来など、新生児〜思春期のお子さままで幅広くお悩みにお応えする診療内容です。
診療項目について
しんどう小児科の診療内容は、一般小児科をはじめ、発達外来など、新生児〜思春期のお子さままで幅広くお悩みにお応えする診療内容です。
診療科目一覧
一般小児
子供たちは初めて出会う病原体が多く、特に集団生活を始めると毎週のように発熱することも珍しくありません。 また、いろいろなことに興味を持ち活発に動き回るため怪我も多い時期です。
- 発熱
- 多くはウイルス感染症で、対症療法で対応可能です。抗生剤の適応は溶連菌感染症や肺炎、中耳炎等 細菌感染が合併した場合に限られます。診察での所見や検査をもとに適応を決定していきます。 3か月未満の発熱や水分摂取ができない、反応が乏しいなどの様子が見られるときは急いで受診してください。
- 嘔吐・下痢
- ノロウイルスやロタウイルスなどが代表的ですが、嘔吐・下痢の症状を引き起こす、ウイルス・細菌は多くいます。多くの場合は嘔吐が先行し、徐々に下痢になってきます。水分摂取は5ml(ティースプーン1杯)程度を2-3分おきに飲ませて下さい。嘔吐が収まっていれば徐々に量を増やしてください。半日以上水分摂取 ができない、緑色や赤色の嘔吐、血便などを伴う場合は緊急での受診が必要です。
- 怪我・やけど
- 当院では軽度の外傷の初期診療も行っています。擦り傷、切り傷は流水でよく流しガーゼなどの清潔な布で圧迫し受診してください。やけどの基本はまず冷やすことです。流水で15分程度冷やしてください。 縫合が必要な怪我、範囲が広い・深いやけどなどは専門の機関へ紹介が必要になります。
予防接種
定期予防接種をはじめ各種予防接種を受けることができます。市内在住の方はそのまま予診表を使って無料で接種することができます。
※ 下記はあくまで参考の目安です。実際の接種期間は幅があります。詳しくはお問い合わせください。
※ 他の地区の方はご相談ください。
※ 2024年4月現在の情報です。
標準的な予防接種スケジュール目安
1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 4ヶ月 | 5ヶ月 | 6ヶ月 | 7ヶ月 | 8ヶ月 | 9ヶ月 | 10ヶ月 | 11ヶ月 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B型肝炎 (母子感染を除く) | 定期 | - | ① | ② | - | - | - | ③ | ‐ | - | - | - |
ロタウイルス (飲むワクチン)1価 | 定期 | - | ① | ② | - | - | - | - | - | - | - | - |
ロタウイルス (飲むワクチン)5価 | 定期 | - | ① | ② | ③ | - | - | - | - | - | - | - |
小児用肺炎球菌 | 定期 | - | ① | ② | ③ | - | - | - | - | - | - | - |
5種混合 (4種混合+ヒブ) | 定期 | - | ① | ② | ③ | - | - | - | - | - | - | - |
BCG | 定期 | - | - | - | - | ① | - | - | - | - | - | - |
日本脳炎 | 定期 | - | - | - | - | - | ① | ② | - | - | - | - |
1歳0ヶ月 | 1歳1ヶ月 | 1歳2ヶ月 | 1歳3ヶ月 | 1歳4ヶ月 | 1歳5ヶ月 | 1歳6ヶ月 | 1歳7ヶ月 | 1歳8ヶ月 | 1歳9ヶ月 | 1歳10ヶ月 | 1歳11ヶ月 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小児用肺炎球菌 | 定期 | ④ | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
5種混合 (4種混合+ヒブ) | 定期 | ‐ | - | - | ④ | ‐ | - | - | - | - | - | - | - |
MR(麻しん風しん混合) | 定期 | ① | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
水痘(みずぼうそう) | 定期 | ① | - | - | ② | - | - | - | - | - | - | - | - |
日本脳炎 | 定期 | - | - | - | - | - | - | ③ | ‐ | - | - | - | - |
おたふくかぜ | 任意 | ① | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
2歳 | 3歳 | 4歳 | 5歳 | 6歳 | 7歳 | 8歳 | 9歳 | 10歳 | 11歳 | 12歳 | 13歳 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MR(麻しん風しん混合) | 定期 | - | - | - | - | ② | - | - | - | - | ‐ | - | - |
2種混合(ジフテリア、破傷風) | 定期 | - | - | - | - | ‐ | - | - | - | - | ① | - | - |
日本脳炎 | 定期 | - | - | - | - | - | - | - | - | ④ | - | - | |
HPV(ヒトパピローマウイルス) | 定期 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | ①②③ |
おたふくかぜ | 任意 | ‐ | - | - | - | ② | - | - | - | - | - | - | - |
3種混合 | 任意 | - | ‐ | ‐ | ‐ | ① | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ② | ‐ | ‐ |
不活化ポリオ | 任意 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ① | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
アレルギー
食物アレルギー、アレルギー性鼻炎・結膜炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などに対応しています。 症状が重度、難治性の場合は専門科のある病院へ紹介させていただきます。
- 食物アレルギー
- 乳幼児期のアレルギーとして頻度が高いものとして、卵・牛乳・小麦があります。 蕁麻疹や紅斑などの皮膚症状が出ることが多く、時に呼吸器、消化器、循環器症状を伴うこともあります。 実際の症状と検査を併せて評価し判断していきます。
- アレルギー性鼻炎・結膜炎
- 春や秋の花粉による季節性のアレルギー、ダニなどのハウスダストによる通年性のアレルギーなどがあります。症状に対する飲み薬や点鼻薬で治療を行います。 体質を改善する方法として舌下免疫療法も行っています。
乳幼児健診、発達・発育相談
4か月健診、10か月の定期検診を行っています。通常の診療時間内であればいつでも可能ですが、健診・予防接種専用の予約時間帯も設けていますので、ご都合の良い方法で受診してください。 定期健診以外でも発達や身長や体重の伸びなどで気になるなどがあればお気軽にご相談ください。
心理・言語外来
当院では定期的に臨床心理士・言語聴覚士の先生に来ていただき、心理外来・言語外来を行っています。 完全予約制になっています。当院で対応可能かどうかも含め一度お電話にてご相談ください。